この問題に遭遇した場合は、以下の方法で対処できる。もちろん普通にキューブマップを作成できている場合は必要無い。
外部ツールでキューブマップを削除する
VIDE(Valve Integrated Development Environment)というツールを使用して、コンパイル時に作成されたキューブマップ画像を削除する。なおPakRatでも同様の操作が可能だが、VIDEでやったほうが楽なのでこちらで行うことをお勧めする。VIDEをダウンロードする
VIDEを持っていない人はこのリンクからダウンロードする。http://www.riintouge.com/VIDE/
インストール無しのソフトなので、解凍してexeを叩けば起動する。
ちなみに私はSteamAppsフォルダ内にSDK Toolsというフォルダを作って、Source SDKに使うツールをまとめて置いている。 Source SDK関係のツールはインストール無しのものが多いので、どこかにフォルダを作って置いたほうが良い。
キューブマップを削除する
VIDEを起動したら、ウィンドウ上部に並んでいるアイコンの一番左か、Tools>Pakfile Lump Editorをクリックする。Pakfile Lump Editorのウィンドウが出てくるので、一番左のOpenをクリックして、マップのbspを選択する。
するとbspに埋め込まれているファイルがずらっと表示される。ここからキューブマップ画像のファイルを全て選択して削除しなければならない。それ以外のファイルを削除するとマップが壊れてしまうので注意が必要。

- cubemapdefault.vtf
- cubemapdefault.hdr.vtf
- c***_***_***.vtfのような名前のファイル
- c***_***_***.hdr.vtfのような名前のファイル
全て選択できたら、Un/Deleteをクリックし、続いてSaveをクリックする。これでbuildcubemapsでキューブマップが作成されるようになる。
削除するファイルの数は、マップに配置したenv_cubemapの数によって変わる。上の画像はenv_cubemapが1つしかないマップの例。
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